持っている香水の香りを書き起こしてみよう

突然なのですが、私香水とかアロマとか大好きなんですよね。

だけど誰かとそういった話をする時に圧倒的に語彙力が足りなくなってしまう。

香りって本当に表現が難しい。

そんなわけで、手持ちの香水(サンプル以外の購入品)を頑張って文字に書き起す訓練を兼ねてブログにしたためようと思います。

 

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ベルベット・オーキッド/トム・フォード

 

トムフォード ベルベット オー キッド EDP SP 50ml [並行輸入品]

トムフォード ベルベット オー キッド EDP SP 50ml [並行輸入品]

 

 

現在手持ちの香水で1番の古参です。

店舗よったのはアイシャドウ買いたかったからのはずなんですけど、なんでかそちらは買わずこれ買ってました、何故。

トム・フォードの人気の「ブラック・オーキッド(黒蘭)」をより軽い香りに仕上げた・・・てあるけれど個人的には十分濃い、どっしりした香りだと思います。

トップノートが、ベルガモット、マンダリンの柑橘系に、精製ラム酒、ハニーと、深ーい甘さ。

ミドルノートがターキッシュ・ローズ、ローズ・アブソリュートジャスミン、パープル・オーキッド、オレンジ・ブロッサム、ナルシス、ヒヤシンス、ヘリオトロープマグノリアと花の中でも濃い香りの面々が揃っていて。
ラストノートはペル・バルサム、ミルラ、ラブダナム、サンダルウッド、スウェード、バニラ・・・とミドルとは違う甘さでシメです。

個人的にはシトラス系の香りはニュアンスだけで、ラムと蜂蜜が最初から最後まで強くあって、途中から花(ざっくり)の香りがまじり、最後にサンダルウッドのウッディーな温かみが混ざるって感じです。

最初から最後まで温かみ甘みを感じる香りで、イメージ的にほろ酔いのパープルのナイトドレスの美女が二人っきりになって後ろから抱きついてきた、みたいな色っぽい所もあります。

とにかく「ラグジュアリー!」みたいな香り。

正直な話あんまり外出するのには使ってなくて、夜寝る時にコットンにワンプッシュして枕元に忍ばせてます。

シトラス系入ってるんですけど、とっても睡眠導入にいいです。

サンダルウッドがやっぱり強いのかな。

派生元のブラック・オーキッドのほうは、確かにスパイシーな感じのクセはあるけれど、サッパリしてる分、こちらより使いやすいと思います。

ベルベット・オーキッドは本当に使うシーンを選ぶけど、ベルベットの方が好きです、今は。

 

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プリムローズ&ライ/ジョー・マローン ロンドン

 

 

これもまた温かみのある甘い、でもベルベットとはまた違った香りです。

去年の春あたりに出た限定の「イングリッシュ・フィールズ」のコレクションで、英国の田園風景をモチーフに作ったそう。

はなから香水買うって決めてて、本当は一番人気のイングリッシュ・ペア&フリージアにしようと思ったんだけど、何故かこれを以下略。

ベースがライ麦とバニラという、甘いだけじゃなくこうばしい温かみの香りで、落ち着きます。

でもベルベットのほうが爽やかかな?

名前の通りのプリムローズと、ミモザとコーン(!)で構成された香りは、公式の弁の通り、太陽を感じさせてくれます。

広い畑で収穫子手伝いしたあと幼なじみとちょっと休憩がてら寝転がって日向ぼっこしてる時の香りみたいな。

幼なじみと沢山遊んで、お腹空かせて走って帰宅したら、おかえりって声とともに既に夕食の準備が出来てて、ちょっとしたデザートもついてるみたいな光景がでてきます。

優しい甘さなんだけど、爽やかさはない分、ほかの手持ちの香りよりも鼻の奥に残りやすちと思います。

鼻から結構離れないから、ロールオンタイプのアトマイザーで軽めにつけてます。

 

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№19 オードパルファム/シャネル

シャネル N°19 オードゥ パルファム(ヴァポリザター) - フレグランス - CHANEL

香水と言ったらシャネル、シャネルと言ったら№5、みたいなとこありますけど、手持ちは№19です。

これ本当に大大大好きな香り、今のとこ最愛ですね。

知ったきっかけは母の手持ちのなかにこれがあったからで、絶対大人になったら買うって子供の頃から決めてました。

公式ではフローラル・グリーン・ウッディノートとしてます。

グラース産ネロリ、ガルバナム、ヒヤシンス ノートから成るトップノート、ローズ アブソリュート、アイリス パリダ、リリーオフザバレー ノートから成るミドルノート、ハイチ産ヴェチヴァー、ヴァージニア産セダーウッド・・・なんて感じなんですけど、香り最高にカッコイイです。

ローズとかアイリスとかいい甘さが特徴になると思いきや。

ヒヤシンスに由来する爽やかさとガルバナムに由来するいい意味で渋いグリーン系の香りがガツンと来て、甘いのにスッキリします。

上に挙げてるふたつとは対照的ですな。

最終的にはシダーウッドのウッディさも加わるし、すっごい奥深い香りです。

たぶんこれ苦手な人は苦手なのかなと、良くも悪くも昔からの香水っぽさはあるので、そこを愛せるかどうか。

あとユニセックスに使用できますな。

イメージとしてはケイト・ブランシェットとか、ティルダ・スウィントンとかフランシス・マクドーマンドみたいなかっこいい女性が、スーツきててウィンクして近づいてきて、つまらないパーティー抜け出して一緒にバーで1杯やる感じです。

香水とオードパルファムだとオードパルファムの方がフローラルノート強めです。

あとプードレという商品もあってもっと軽いパウダーな感じだそう・・・たぶん香りをかがせてもらったけどたぶんそっちの方が万人向けの甘さかも?

私これはいつでも使えるやつだ!と思って、出かけ前余裕があるときはいつでも使ってます。

あと母はお風呂の湯船にワンプッシュしてリラックスしてます。

 

というわけで香りの備忘録でした。